February 08, 2017
窓枠
横浜の住宅は、窓が設置され始めました。
この住宅では、「窓枠」の寸法を調整することで、それぞれの窓に役割を持たせています。
高さを低く抑えた南の水平窓は、下枠に長さ7mのベンチ兼座卓を造作します。
ベンチに腰掛けると、北側の中2階を介して、斜め上方の空へ視線が通り抜けます。
上枠は奥行を大きくし、梁から連続するキャットウォークとします。
西の窓は下枠の奥行と幅を大きくして、猫が外を眺めながら日向ぼっこできる窓台とします。
また、西側の壁面を斜めにすることで、ダイニングからの視線が坂の上にある公園の緑へ向かうように計画しています。